ハバロフスク地方の観光業の発展

ディスカヴェリ・ツアーズ有限会社


ディスカヴェリ・ツアーズ旅行社の社長のプロホレツ・オーリガと申します。よろしくお願いいたします。当社は極東ロシアのエコツアーのオペレーターであり、登山、ラフティング、フィッシング、民族学のツアーなどを専門としております。ハバロフスク市の観光、ロシアのウラジオストック、イルクーツク、ヤクーツク等いくつかの都市を結ぶ旅も手配しています。国内便の航空券、シベリア鉄道乗車券、モスクワ、サンクト・ペテルブルグ、ウラジオストック等のホテルの予約、ビザ取得等の手続きを承ります。
     

ロシア科学アカデミー付属ハバロフスク市の水・生態学問題研究所の研究員と新しいエコルートの開発で協力し、ルートに関する動植物数、動植物類、科学的発展、地質構造の特徴などについて詳しい情報を提供します。

ハバロフスク州の北部ヴェルフネブレインスキイ地区のドゥッセ・アリン山脈のメドヴェジイ湖、ゴルノエ湖、コルボホン湖、バトジャル山脈のオモート湖を中心とし、ハバロフスク州の最も深い湖であるボリショイ・スルク湖の近辺でのハイキングを多数行なっております。ハバロフスク州の南部にあるアニュイ川でのフィッシング、アムール川流域の原住民の少数民族のウデゲ人の居住地であるホル川、沿海州の北部のビキン川はフィッシング、民族学のツアーとしても紹介されています。野生動物の足跡を追跡するツアーもご紹介しています。

当社の二つのツアーについて一言をご説明します。

「ドゥッセ・アリン山脈のおとぎばなし」と言うツアーは、ハイキングで、ブレインスキイ国立自然保護区のドゥッセ・アリン山脈で行われています。古代の氷河によって作られた例えようもない美しさの湖、未開の自然、50メートルに及ぶ滝等がここにはあります。自然保護区には植物が497種あり(その中の29種が絶滅しつつある)、レッドブックに記載され、極東ロシアで保護指定されている植物も多くあります。

アムール川流域の湖の中ではスルク湖の次に深い湖となっているコルボホン湖について現地では色々な伝説が語られています。伝説によると湖の深さは100メートル以上で、神秘的なニジマスが生息すると言うことです。科学者はアムール川流域にはニジマスいないと考えていますが、アムール川とブレヤ川に生息するマンシュウマスとまったく違う目がもっと大きいマンシュウマスの一種が見つかりました。

ドゥッセ・アリン山脈の湖のなかでは最も美しい湖とされているメドヴェジイ湖からトレッキングをスタートして、湖から湖へ移動し、コルボホン湖にやって来ます。その後でその源を発しているコルボホン川を下り、コルボホン川とレヴァヤブレヤ川にやってきて、レヴァヤ・ブレヤ川をラフティングします。

一緒に探険した極東ロシアトラベルクラブのメンバーはそれぞれ違った旅行について印象を述べています。

「一番印象に残ったのは滝です」。

「一つのところにたくさん美しい見所があることが一番印象的でした。前にも旅をした事はありますが、今回の印象が最も深いものになりました」。

「参加者はみんなたくましいですね。徒歩の所は大変でした。ヒグマに会った時は恐ろしくて膝ががくがくしましたよ」。

「ブレヤ川をラフティングしていた時にイトウと大きいカワヒメマスを釣りました。数匹のイトウが糸を切りました。糸を切った体重15キロのイトウは忘れられません」。

もう一つ、「デルス・ウザラに姿を変えて」ビキン川についてはなさせていただきます。

ビキン川の下流で森林を伐採していたため前に未開のタイガ森林地帯は皆伐されてしまいましたが、幸いなことにビキン川上流の森林は伐採されず、今も手付かずの自然が残っています。少数民族のウデゲ人が住んでいるビキン川上流域は動植物が多様で、「ロシアのアマゾン」と呼ばれています。レッドブックに記載され、絶滅しつつあるコウライアイサ、ミサゴ、オジロワシ、カマバネライチョウ、スッポン、オシドリ、アムールトラ、ツキノワグマ、植物の中でトキソウ、ヤマノイモ等がビキン川の流域に生息しています。

2002年に日本語ガイドとしてツアーに参加し、私もグループの全員も旅行から深い印象を受けました。

ホスト・ファミリーのドゥンカイ・イワンさんは画家でウデゲ族の文化発展に寄与したため2002年に極東ロシアの探検家のアルセーニエフ賞を受けました。ホスト・ファミリーの家に一泊して、次の日に自然ガイドの案内で郷土史博物館の以外にほとんど見られなくなってしまった積載能力が約1000キロある手作りの木造のモーターボートでビキン川を溯ります。お客様に対して愛想がよいプロの猟師である自然ガイドはイワンさんの兄弟で、タイガ森林地帯の王様と呼ばれています。方位磁石(ほういじしゃく)なしで自分の位置を知ったり、野生動物の足跡を追跡したり、棒、樹皮、生地だけでテントを張ったりしてみんなを感嘆させます。ビキン川の流域で過ごした一週間で完全に体力を回復して、その時から1年もたったのに今も力とエネルギーに満ちています。冬期に川が凍ると、スノー・モービルで雪に覆われた森林の中を散策できます。

ツアーの安全について一言を申し上げますとエコツアーでは衛星通信システムが使用されており、その使用日、健康、障害保険等が含まれています。

ツアーの詳細は当社の日本語のカタログとパンフレットでご覧ください。